長谷重利の想い

驚きの豆、門出豆

設 立 平成23年1月11日

資本金 400万円

代表者 代表取締役社長 長谷重利

事業所 静岡県袋井市久能1694-2

事業内容 門出商品の製造・販売

株 式 主要株主 長谷重利

取引金融機関 磐田信用金庫久能支店

驚きの豆、なたまめ。

知れば知るほど、驚かされる。私にとって「門出豆」はそんな植物です。

「門出豆」に初めて出会ったのは1998年。
多くの人と同じように、最初はその大きさに驚かされました。こんな大きな豆があるのかと。そもそも、大豆に象徴されるように、豆は栄養を豊富に含んだ健康食材です。その豆の中でも、最上の栄養がここに隠されているのでは、と宝の地図を発見した子供のような気持ちになりました。

そう考えた理由はいくつかありますが、そのひとつが想像を絶するサヤの堅さです。
サヤは3層構造になっていて、表面は呼吸をするもの、中間はクッションとなり衝撃から豆を守るもの、そして最も内側はプラスチックのように堅く、外敵から豆を守るものになっています。まるで厳重に守られた宝箱のようです。
実際に、イノシシなどの動物にかじられた形跡を見ることもありますが、鋭い歯をもってしても豆までは到達せず、無傷なのです。これほどまでに厳重に守られた豆には、素晴らしい栄養が含まれているのではないでしょうか。植物はムダなことをしません。きっとここまでする理由があるはずです。

調べてみると、様々な希少な成分があると分かってきました。
古くから体内を浄化する豆と言い伝えられてきましたが、それを裏付ける排膿作用や血液の浄化作用を持つことが分かりました。また、「門出豆」は生命力がとても強い植物でもあります。ツタは電柱よりも高く伸びていき、栽培の過程で間引いて捨てた実からも新たな芽が出てくるほどです。

そんな「門出豆」という宝に私は心を奪われていきました。

なたまめで、本当に美味しいお茶をつくろう。

私がまず取り組んだのは、お茶処静岡ならではの技術を活かして、「門出豆」のお茶をつくることです。無農薬で育てた「門出豆」を、ほうじ茶のように焙煎し、香りと風味にこだわってお茶にすると、香ばしく、すっきりとした味わいになります。「門出豆」の豊富な栄養を、美味しく、しかも安全に取り入れられる私たちのこだわりのお茶は、いま全国に広まり、多くのお客様に愛飲されています。年々、需要は増えていますが、「門出豆」は栽培の手間が大きいため、なかなか収穫量を増やせないことが課題です。

まず、ツタが絡み付く支柱が大量に必要です。1反あたり約1,000本。これを打ち付けるだけでも、農家には大きな負担です。無事に収穫してからも、さらに手間はかかります。
本来、「門出豆」は熱帯の植物で、カラカラに立ち枯れしてから収穫すると、サヤを軽く叩くだけで豆を取り出せます。しかし四季のある日本では枯れきらないうちに秋になり、気温が下がってしまいます。気温が下がるとカビが生えるので、自然に枯れるまで待つわけにはいきません。
そのため、早めに収穫して人工的に乾燥させ、サヤを大きな包丁で切り開きます。栽培しやすい大豆などと比べると、膨大な手間がかかるのです。

豊富な栄養を持ちながらも、食材として広まらないのはこの手間が一因と言えます。私は何とか生産量を増やすために、いま農家と知恵を出し合って効率化に挑戦しています。そして、より多くの人へ「門出豆」の恵みを届けたいと思っています。

「袋井」を日本一の産地にするという夢。

私には、私たちの会社がある静岡県袋井市を、日本一の「門出豆」産地にするという夢もあります。

静岡県西部地方は日本でもトップクラスの日照時間を得られる地域です。太陽の光を欲しがる「門出豆」には理想的です。加えて、この地方特有の風も良い影響を与えていると私は思っています。太陽と、風と、良質な土。「門出豆」を育てるうえで理想的な気候がここにあるのです。農家が育てやすい環境をつくること、加工技術をさらに確立すること、「門出豆」をもっと全国の皆様に知ってもらうこと、これらを同時に進めることで袋井市の特産品として根付かせたいというのが、私の願いです。
そして今は、お茶だけでなく食材としての提供にも取り組んでいます。じつは「門出豆」は、どのように調理しても美味しく食べられません。そのために、これまで長い間、食品業界から目を背けられてきた食材です。それを何とか美味しく食べられるようにし、テーブルに並べたいと思い、試行錯誤を繰り返しています。

これからの「門出豆」にどうぞご期待ください。

長谷重利

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